楽天グループから個人向け社債が発行されました(すでに売り切れているのでもう買えません)。
1月の半ばごろだったか、自分が口座を持っている対面証券会社から事前案内が届き、利率を見てビックリ。
仮条件で2.00~4.00%(税引前)となっていました。
そんなことある?これって大丈夫なの?危なくない?と思いググってみましたが、ちまたのご意見は賛否両論でよくわからず。
でも格付もA(JCR: 日本格付研究所)になっているし安全と見込んで購入申し込みをしたのですが、発売日に担当者からお断りのお電話が。
申し込み前は買っていいものか不安でしたが、買えなかったら買えなかったでなんかショックというか残念に思いました。
果たしてこの債券は買いだったのでしょうか?
楽天モバイル債は「買い」だったのか
買いだったかどうかの答えは償還日(債券の所有者に資金=元本を返却する日)を迎えてみないとわかりませんが、個人的な感覚としては買いだったんじゃないかと思います。
なぜなら、発売当日に完売してしまったそうなので。すごい人気だったみたいです。
YouTube等では楽天モバイルの経営状態について危険視する声が結構あったのですが、フタを開けてみたらみんな初日から猛ダッシュで買ってたというのが実情のようですね。
しかも発行額が楽天としては過去最大の2500億円だったそうなんです!そんな額の債権が発売当日に売り切れるなんて・・・。
次にも書いていますが、通常は100万円単位での購入が多い債券ですが、こちらは50万円から購入できます。
そのことが多くの方に買ってもらえた要因のひとつになったのかもしれませんね。
そもそも楽天モバイル債とは?
名称 | 楽天グループ株式会社第22回無担保社債 (社債間限定同順位特約付) |
期間 | 2年 |
利率 | 年3.30%(税引前) |
申込期間 | 2023年1月30日~2023年2月9日 |
発行価格 | 金額100円につき金100円 |
申込単位 | 50万円以上、50万円単位 |
利払日 | 毎年2月10日および8月10日(初回利払日:2023年8月10日) |
償還期限 | 2025年2月10日 |
取得格付 | A (JCR) |
発売前から買うべきか?買わないべきか?と一部では盛り上がっていましたが、まさかの初日完売。
私の調査では、楽天グループは安泰だけど楽天モバイルは苦戦続きの真っ赤っか。
そこをテコ入れするための資金調達が目的で社債発行にいたったとのこと。
どこで買えるの?
・大和証券
・SMBC日興証券
・楽天証券
・野村證券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
上記の証券会社で手続きをして購入することができたみたいです。
私は事前に購入の意思と金額を伝えていたのですが、買えませんでした。
担当の方からは「枠がとれなかった」というお断りの言葉をいただいたですが、もう一歩突っ込んで理由を聞いてみました。
「申込みの順番で買えなかったのですか?」とお聞きしたところ「当支店に割り当てられた枠が予想より少なかったため」とのこと。
てことは・・・買えた人もいたんでしょうか。
どんな人が買えて、どういう理由で私は買えなかったのか結局はわかりませんでした。
楽天証券の口座を持っていたら自分で買えたかもしれません。
まとめ
「【完売】楽天モバイル債は買うべきだったのか?」について書いてみました。
1.楽天モバイル債は「買い」だったのか
2.そもそも楽天モバイル債とは?
3.どこで買えるの?
次また楽天モバイル債が発行されたら皆さんは購入されますか?
ネット上では「現金での利払いの代わりに楽天ポイントでもらえる方がうれしい」との声も多く、なるほどって思いました。
ちなみに社債は安全性が高い金融商品ですが、預貯金のように100%元本保証されているわけではありません。
事前に発行体の状況をよく確認し、自己責任でご購入を。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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